とんとこ

祖母の詩

或る日或る時

珍しくむし暑い日だった。買物の途中、突然或る家から黒い塊が往来へ投出された。長くのびているのは猫である。ついと出てきた男は、くたくたになっている生き物を更に溝に投込んだ。まるでぼろ布でも捨てるかのように。猫は頭を上げて細い声で泣いた。黄色い
とんとこさんちの衣食住

宅配総菜に助けられる日々

日本初の冷凍加工食品を創り出した会社、ニチレイフーズの冷凍おかずを食べてみました!お試しセットでお得に試食。日々の暮らしにプラスしてみませんか?
祖母の詩

つるばらの花

どれだけ貧乏でもその生活から花を遠ざけなかった祖母。辛い時代から認知症になるその時まで、祖母は花に囲まれ助けられて生きてきました。私も祖母が手掛けたつるばらを見てみたかったです。
祖母の詩

サルビアの花咲く日

何処までも青く澄んだ空の其のはるかな果を思う日まぶしいほど生々した眞赤な花に切れそうな望ノゾミをつなぐ日無心に土に帰る花びらもあり任せきった安らかな姿にふと静かなつぶやきを聞くのです  生まれてこのかた沢山な人に支えられ許して貰う事の方が多
とんとこさんちの衣食住

初めての宅配冷凍惣菜

ワンオペ在宅介護の真っ最中!高齢の父の食事をなんとか美味しく楽しくするために、ワタミの宅食ダイレクトを頼みました!調理せずに簡単便利にちゃんと食事できるって幸せ。
認知症

さあ大変!ばあちゃんが出て行った!【行動・心理症状(BPSD)】

ある日、犬を連れて祖母が家を出ていきました。認知症の徘徊です。でもうちの祖母のそれは果たして徘徊だったのか⁈今も疑問に残る体験です。
祖母の詩

しその葉

しその葉は畑の隅に忘れられ言葉少なくつつましくほめそやされず生い立ちぬ   やがて花も見ぬままつみ取られもまれ、もまれて、しぼられぬ哀れその形なけれどひとくれのしそ、水に放ちし魚のごと生々と赤く拡がり沈みゆくゆるやかに実をば包み優しく静かに
とんとこさんちの衣食住

高機能炊飯器こそサブスク(疲労困憊と胃袋の満足のために)

在宅介護をなるだけ快適にするために、ごはんを土鍋炊きから炊飯器に替えたいと思っている最中です。昨今の炊飯器の高額化に躊躇している私に、炊飯器のサブスクという選択肢が見えてきました。
祖母の詩

髪を結う

幼い頃してあげたようにあなたの長い髪をとかす今もしつとりと可愛く指にまつわる細い髪よあなたの心のように優しくゆたかにのびて手の中で匂う髪よ家と苦労種の私を支えて娘はもうすぐ二十九あなたが泣かないのにどうして私が泣けましょう昔してあげたように
介護

歯のない介護と歯のある介護

在宅介護は歯が残っていた方がよいのか否か・・しっかり手入れをして自分の歯を一生懸命に残していた母の介護が始まり、さてさてどう考えたほうがよいのか悩みます。