随想四季

祖母の詩

サルビアの花咲く日|若き日の祖母が紡いだ愛ある言葉と胸の内側

祖母が好きだった緋の色サルビア。もういちど炎のように咲き誇るサルビアを見てみたい。
祖母の詩

しその葉|若き日の祖母が紡いだ愛ある言葉と胸の内側

なんでも手作りする人だった。梅干しもらっきょうも白菜漬けも、それはとても美味しい漬かり具合だったらしい。でも残念ながら私はその味を知らない。そしてその美味なる漬物を堪能した父も認知症になった。父の記憶からもなくなった。みんな古きよき思い出と化した。
祖母の詩

髪を結う|若き日の祖母が紡いだ愛ある言葉と胸の内側

髪の長いあなたの娘。私の母になって以後、短い髪になりました。最期は白くて綺麗な髪色で、あなたの元へ向かいました。
祖母の詩

菜の花|若き日の祖母が紡いだ愛ある言葉と胸の内側

生まれてすぐに天国へ旅立った私の叔父。それでも私はあなたの事をよく知っています。それは祖母が話してくれたから。愛しく話してくれたから。
祖母の詩

桃の花|若き日の祖母が紡いだ愛ある言葉と胸の内側

あたりまえだが私の祖母にも幼き日があったのだ。物腰やわらかで優しかった祖母の小さな記憶をみつける。
祖母の詩

矢車草|若き日の祖母が紡いだ愛ある言葉と胸の内側

祝えなかったこどもの日を忘れられなかった祖母。その気持ちが赤い表紙の日記帳に残っていました。
祖母の詩

朝鮮のおじいさんへ|若き日の祖母が紡いだ愛ある言葉と胸の内側

若かりし祖母の遠い日の詩。赤い表紙に守られた祖母の想い。いま孫の私の手元で開かれています。誰かに届けたかったあなたの気持ち。私が代わりに届けます。