続く!在宅介護(母のための介護保険申請)

介護

現在、母の介護保険の申請中でございます。

単なる「介護」にしても、その頭に「在宅」という冠が付いた「在宅介護」だったとしても、特にそれは私にとって問題ではありません。両親に「要介護」という時が来たならば、確実に在宅介護を選びます。ただ祖母の在宅介護の時とは違い、両親との暮らしや世話が私ひとりにドカンと乗っかってしまっているため、今回の私には「介護者その2の孫ポジションではいられない」という現実が立ちはだかっている最中という、その部分だけは頭抱え中だったりします。

メイン介護者として動かなけらばならない。しかもその他にも注意を払わなければならないのが2人(父親+老犬)いる。

初めての介護申請チャレンジ

20年以上前の介護保険申請はもちろん私ではなく、その当時のメイン介護者であった私の母親。なのでわたくし介護申請初チャレンジです。過去に在宅介護を経験していても、介護認定を受けるための第一歩は知りません。

でも私には強い味方Googleというやつがいるんです。

とりあえず行政サービスだよなと、Googleで「○○市役所 介護保険申請」と検索し、市役所のホームページで情報を探る事にしてみました。

申請は本人のほか、家族による代理申請や事業者による代行申請ができるとあります。この書き方を見た時、介護保険の申請方法は

  1. まず本人が申請を試みる
  2. 本人が無理そうだったら家族が試みる
  3. 家族も無理そうだったら事業者に依頼する

という

  1. 最初は自助
  2. 無理そうなら共助
  3. どうしてもダメだったら公助

の菅義偉方式だと思ったので、かかりつけ医に「意見書」を書いてもらいに行きました。市役所のFAQにもあったんです。

介護保険のサービスを利用したいのですが、要介護認定の申請について教えてください

ああ、私と同じ人がいる。

申請手続きはその手続きを担当する課に「認定申請書」(本人以外が手続を行う場合は委任状)「被保険者証」「主治医意見書」を提出してください。申請書一式は、その業務を担当する課・各支所に設置してあります

やはりそうだ。母の介護認定申請は、私が書類を一式準備して市町村窓口に挑まなければならないんだと思い、「主治医意見書」を手に入れるべく母のかかりつけ医がいる病院へ出向きました。

私が住む街の正しい介護認定の申請手順

「地域包括支援センターを通してください」

かかりつけ病院の看護師。確実に市のホームページに書いてあったニュアンスと違う空気感。なんとなく納得がいかないまま帰宅しました。でも地域包括支援センターが最初の一歩だと言うならば、そこに連絡しない事には始まらないんですよね。

再度、市役所のホームページを閲覧。我が家の地域を管轄している地域包括支援センターを探して電話してみました。私が暮らす街(人口約23万人)の地域包括支援センターは全部で9か所。市を9つのエリアに分割し、各地区の地域包括支援センターが介護に関する悩みをサポートしてくれています。

地域包括支援センターの人
地域包括支援センターの人

私達が書類の作成から提出まで全部やります。大丈夫です!お母さんは介護認定申請用の健康診断を受けにかかりつけの病院に行ってください。そのあと、お宅に調査員が伺います。以上です!サクッと伝えるとこんな感じです!

ソウナンデスネ…

介護認定申請の流れ

  1. まず最寄りの地域包括支援センターへ電話
  2. 地域包括支援センターの人と面談
  3. かかりつけの病院で介護認定用の診察(検査)
  4. 訪問調査員との面談
  5. 認定結果のお知らせ
  6. サービス利用開始(自立の場合は利用不可)

なんか若干ムダ足踏んだ感が否めない私。まあでも無事申請を終えたので一安心です。その日、私の話を聞いてくれた地域包括支援センターの職員さん。2時間近く私の話に耳を傾けてくれました。結構グチ(病院の)も言いました。何から話していいのか、支離滅裂で時系列無視した話にも、じっくりと耳を傾けてくれました。そして帰り際に泣かされました(嬉し泣きです)

初めての介護認定でまごついている皆さん。まずは皆さんのお宅を担当しているエリアの地域包括支援センターへ電話しましょう。介護認定の第一歩は地域包括支援センターからですよ。地域包括支援センターの詳細は、お住いの市役所のホームページで情報閲覧&確認できます。

母の場合の介護認定申請は、抱えている疾患からくる不安と身体機能低下なので、残念ながら祖母がおこなった認知症か否か確かめる改訂 長谷川式簡易知能評価スケール検査はありませんでした。検査に関しては、レントゲンと心電図と採血のみ(検査や診察の内容については個人差あると思いますのでご参考まで)

認定結果は5月中にわかります。はたしてどれくらいのボリュームの介護サービスを受けられるのか…こうご期待です。娘は訪問看護サービスとパワーリハビリが受けられたらいいなと願っております。

頼りましょう!地域包括支援センター

地域包括支援センターの存在を知らずに人生を終える事が出来るなら、それはとても素敵な事かもしれません。でも私達のカラダは、年齢と共に思っても見ない方向へ進んでいく場合があるんです。

もしもあなたが、あなたの家族が、その思っても見ない方向へ進んでしまったら、まず地域包括支援センターへ救いの手を求めて下さいね。

地域包括支援センターとは、高齢者の健康面や生活全般に関する相談を受け付けている、地域に密着した総合相談窓口です。各市区町村に設置されており、高齢者および高齢者を支える人たちが利用できます。相談できる内容は、日常生活でのちょっとした心配事から、病気、介護、金銭的な問題、虐待など多岐にわたります。多様な相談内容に対応するため、保健師・社会福祉士・主任ケアマネジャー(主任介護支援専門員)などの専門スタッフが配置されているのが特徴です。地域包括支援センターの利用に際して、総合相談や介護予防ケアマネジメントは、ほとんどの自治体で無料です。

太陽生命より引用

「自分や家族のすこーし先の未来がなんとなく不安…」

そんな思いが頭の中にフワフワしていたら、いちど地域包括支援センターとコンタクト取ってみるのもアリですよ!と、リアルタイムでジタバタしている私からのアドバイスでした。

頑張れ介護!頑張るな介護!です。

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