祖母の詩

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【孫のあとがき】桃のつぼみがふくらむ頃

最近ふと思い出す事がいろいろあるけど「桃のつぼみがふくらむ頃」の記憶は辿ってもでてこない。
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桃のつぼみがふくらむ頃

たとえ幾つになろうとて、母は母。娘は娘。そこに年齢は関係ないのだ。
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【孫のあとがき】アマリリス

母と娘。組み合わせ変われど時代変われど髪で繋がる関係。ただもう色も形もすべて思い出にしかならないけれど。
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アマリリス

もしかしたらと不安がよぎる中、結核に打ち勝った祖母。ばあちゃんの既往歴として覚えておいてねと言われた事は忘れない。
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【孫のあとがき】桃の花

小さき頃のあなたの思い出を、私も食べておけばよかったと悔やむ孫の気持ち。
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【孫のあとがき】髪を結う

私はただ無造作に髪を束ねることしかできない。祖母のようにはいかない。
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【孫のあとがき】矢車草

祝ってやれなかった心残りを消し去る認知症なら、それはウェルカムということで。
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【孫のあとがき】菜の花

この世に生まれてすぐ、祖母の元から旅立った叔父まさる。まさるちゃん、おかあさんとねえちゃんと今楽しいでしょう?少しだけうらやましいよ。
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【孫のあとがき】朝鮮のおじいさんへ

祖母の詩【朝鮮のおじいさんへ】の孫のあとがき少しだけ。
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【孫のあとがき】赤とんぼ

母の初盆。あなたは私の元へ戻ってきてくれるかなあ・・