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冷凍宅配おかずなるやつ。うちには無用のものだと思っていたが違った。要る。確実に要る。
私が疲弊し続けている。老いていく事に加え、想像もしていなかった疲弊が訪れている。母が天に召された。父がアルツハイマー型認知症になった。飼っている犬が年老いた。私の疲弊に直結している母を看取るまでに費やした時間は、振り返ってみるとハードだった。
Wじじいの人間と犬は91歳と13歳。どちらもわんぱくじじいだ。そしてどちらも一筋縄でいかない。じじいは右に犬は左へと自由気ままにダッシュする。そんなじじい達に挟まれて、私は笑いながら、時に腹を立てながら疲弊を続けている。
それが私のデフォルト日常となった。そのデフォルト日常は、うちの壊れそうな小さな冷凍庫のスペースを冷凍宅配おかず祭りにした。でもおかげで9月から時間に少し余裕が出来だした。疲弊は全解消できてないけど楽だ。
これが要介護1の後期高齢者をワンオペで支えている娘にとって、どれだけ素晴らしい事か。
主菜と副菜2~3品が魔法のように一度に出来上がる。しかも5分程度で。これを一度経験したら、冷凍宅配おかずからはどうあがいても離れられない。

何を基準にどこを選ぶか
味はもう各々の嗜好の問題である。時は2025年に突入している。もう「美味しくないもの」を堂々と出してくる企業はないだろう。客の声に耳を傾けず、品質改良も何の努力もしない企業はどんどんと淘汰されていくはず。もし「不味い」と感じるなら、それは嗜好の問題だ。出来上がり具合も含め、自分の口に合わないだけだ。
もしどこかのおかずを試してみて、それを「不味い」と感じたのなら、その時はそのメーカーを選ばなければよいだけの話。
自分にとっての「味の良し悪し」を決めるには、あちこちのメーカーの冷凍宅配おかずを体当たりで試すしかない。他人様のレビューより、自分で自分(もしくは家族)に合うか合わないかを確認しないと、食べ物についての正しい評価はしてはいけないと思う。
①コスパに対しての味なのか
②品数に対しての味なのか
③レンチン完成度に対する味なのか
④栄養や咀嚼機能配慮の味なのか
どこを重視した味が自分達にとって旨いものとなるのか。これからの父と娘は、上記①~④の何を優先すべきなのか・・・。
父に僅かだけど後期高齢者的変化が日々起きている。まだ嚥下機能に問題はないけど、総入れ歯のお陰で「噛むこと」「おかずの適度な柔らかさ」「食材の切り方」に、娘は今まで以上に気を使わねばならなくなった。
父の気持ちと胃袋は、いまだに高校2年生レベルの量が必要だ。好き嫌いなく何でも食べる91歳の胃袋と、その強靭な胃袋に反比例した年相応の脆くなった歯と、私は双方のバランスを上手くとりながら食事を提供しなくてはいけない。
今回はそんな父の状態に着目して、④の栄養と来るべき父の咀嚼機能(と嚥下機能)が低下した時、やわらか食に移行しても厳密な栄養管理体制でサポートしてくれる、メディカルフードサービスの冷凍おかずを食卓に招く事にした。食べる事が嫌にならないよう、美味しく食事しながらちゃんと栄養が摂れる。それを最優先事項にして選んだ。
総出荷600万食突破!栄養価を徹底管理した健康宅配食【メディカルフードサービス】
わが家の食卓にフィットしたMFS減塩制限食
去年、父はメディカルフードサービスのおかずを「少ない」と目でみて判断した。食べ終わった後も「少ないかな・・」という感想を述べた。私の目視判断も、父には少ないかなーという感想だったので、去年はお試し注文をおこなったのみで、継続利用には至らなかった。
がしかし、父も娘もその時からひとつ年を取った。改めて注文したメディカルフードサービスのMFS塩分制限食は、見た目も量も程よい具合になっていた。
メディカルフードサービスが変わったのではない。私達が年を取ったのだ。
父にも「多い?少ない?」とは一切聞かず、「ご飯できたよー!」とすっと差し出した。父ももう「少ない」とは発しなかった。それがアルツハイマー型認知症によるものか何なのかはわからないけれど、2025年になったらメディカルフードサービスのおかずは我が家にフィットした。
なので定期購入「月1回6食」を始めた。私の疲弊はとどまることを知らないけど、私に休息が出来る時間が増えた。まあ少しの時間だけど、その少しの時間が元気を多少なりとも復活させてくれる。ありがたいありがたい。
で、調子に乗って計3メーカーで食卓を回す
2025年現在。我が家の食卓は
①栄養や咀嚼機能配慮の味を届けてくれる「メディカルフードサービス」と、②解凍後の再現度が高いニチレイフーズ
と、③コスパ最強の【ワタミの宅食ダイレクト】
で回っている。
まさか冷凍宅配おかずを同時に3メーカーと契約し、黙々とご飯を食べる人生が来るとは思わなかった。
世の中には、企業努力で一生懸命に整えられた美味しいごはんが溢れている。どこかでまだ「手作りは正義」という気持ちにしがみついている自分の考えを改めて、我が家の食卓を他力にガッツリと委ねる事にした。
それで私の疲弊が少しでも薄れていくのなら、それはもう最良の決断なのだ。

お試しと吟味と冷凍宅配おかずを探し求める日は続く
商品を探して注文して食べて。楽しくもあるがピリピリした日々でもある。2024年に我が家には不必要とされたメディカルフードサービスが、2025年ではああよかったと受け入れられている。コスパ的に助かるー!と有難く食べているワタミが、逆にどうしようかな・・とコスパを手放さなくてはいけないかもしれない局面に差し掛かっている。
ワタミの宅食ダイレクトの内容は、なんだかうちにはヤングすぎる気がしてならなくなってきた。さすがにワタミの宅食ダイレクトも90代はターゲットにしていないだろうから、それは不向きで当たり前なのだけど・・
今後はワタミをあきらめるか否かの脳内格闘を始めなければならない。ワタミ、マイファースト冷凍宅配おかずだから気分的に手放したくないけど、だんだん父には不向きになってる。
90代の体調の変わり目は秒速で突然やって来る。そんな父の食べるための楽しみと健康のための「食のアップデート」は、こまめにやらなきゃいけない。私の疲弊が理由で思い出したメディカルフードサービス。パンフレット捨ててなくてよかった。
たぶんそんなに遠くもない未来。父は今よりもっと柔らかい食事や、ぎちぎちの栄養管理をした食事を摂らなくてはいけなくなるだろう。出来るだけ口から食べられる幸せを維持してやりたい。そのために、メディカルフードサービスとのお付き合いが長きに続けばいいなあと思う。
メディカルフードサービスに相当するメーカーを、他にも探しておかなくてはいけない現実がヒタヒタとやってきている。一年一年、年を取るスピードが速くなってきている。より厳密で多岐に渡る健康管理を考えなくちゃいけない。
父のいちばん大事な「食べる」を最後まで手放さなくていいように、娘は疲弊した身体に鞭打って美味しい冷凍宅配おかずを更に探しに行く。やはり基本3メーカーで回したい。バリエーションって大事。
明日も元気で「おとーさんお腹すいちゃったー♪」が聞こえてくるのをリビングで待っている。それは場合によって恐怖にもなり得るのだが、聞こえないより聞こえたほうが断然良いフレーズだ。
父、明日も元気で起きてこい。

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