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家電が充実すると、確実にQOLを上げることが出来る。今それをコーヒーマシンのサブスクで思い知らされている。
ウォーターサーバーのレンタルでも思い知らされた。でもこちらは我が家に存在しない。お試しで体験できたお陰で、今のうちのスペースでは迎え入れられない事が判明した。料金云々ではなく「実際設置してみたら場所を取られ過ぎる猫の額以下の台所」が浮き彫りにされてしまった。イメージするそれと、(仮)でも生活空間に取り入れて使ってみるのとでは、「実際のところ」というやつが雲泥の差であることがわかった。

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ウォーターサーバーについては、家具断捨離を決行したのち然るべきスペースを確保して設置しようと夢見がちな計画をしている。備蓄水の確保。ライフラインだ。贅沢品ではない。そう言い聞かせながら何とか家へ招き入れる努力を今している。
そして現在は炊飯器問題と対峙している。まさかここまで米に振り回されるとは思ってもみなかった私の人生。米って大事だ。美味しく食べないと楽しくない。
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気にもせずに食べていた米の種類
家電は私にとって他力そのもの。生活の質を上げると同時に、私に「時間」という余裕を授けてくれる事がわかった。令和の米騒動が勃発する前、うちの米はMAX3合炊きのフツーの炊飯器で炊かれていた。美味しいも美味しくないも関係ない。とにかく米が炊ければよかった。
だって米が普通に美味しかったんだもの今までは・・
我が家はずっと単一原料米だ。気にして単一原料米にしていたわけではない。地元で育った米を買う。いわゆる地産地消買いというやつだ。それがたまたま単一原料米を買うことになっていた。そしてその地産地消買いは長い事続いていたので、私の味覚と嗅覚は「単一原料米」の味と匂いしかしらないカラダになっていた。
そこへ令和の米騒動がやってきた。何にも気にせず10キロを購入していた単一原料米が、どんどんドンドンとんでもない値段で目の前に積まれだした。10キロを抱えて帰るチカラも財力もすり減りそうになってきたところへ「母の看取り」という今世紀最大のイベントが重なった。
大きな額の金が一気に飛んで行くという事態に見舞われた私。それは致し方なく受け入れた部分だけど、やはりその後に訪れる日々の生活はつつましやかにならざるを得なかった。米、単一原料米からブレンド米へとチェンジ。
どれも高くなっていた米だけれど、ブレンド米は少しだけ財布に優しかった。多少の金額だったとしても、手っ取り早く数百円が削れる食費。迷わずブレンド米を購入したけどまあびっくり。いつものように炊いたら、いつもと違ったニオイがした。
高機能炊飯器への欲望
老眼の目でみても、フッ素コーティングが剝げかけているごくごくフツーの3合炊きの炊飯器。それと土鍋を私の体調に合わせながら使い分けている。
「美味しさの追求」と「家電によるラクチン炊飯」を天秤にかけながら、米を炊く道具を選んでいる。嗚呼これがひとつで出来たなら・・・
世間ではそれが出来るものを高機能炊飯器と呼んでいる。欲しい。よく調べてはいないけど、高機能炊飯器に3合炊きはないんだよたぶん。ネックはそこなんだ。もう年季の入りだした人間と凄い年季の入っている人間しかいない我が家に、5.5合炊きの炊飯器はちょっとどうかな・・と思ってしまう。
まとめてガーッッと炊いて冷凍することも考えた。この方法については「セカンド冷凍庫」なる家電がないと成り立たない。米を炊くチカラよりおかずを作るチカラが湧いて出てこないので、冷凍庫の中は冷凍宅配おかずでパンパン。
高機能炊飯器も欲しい。セカンド冷凍庫も欲しい。私の物欲は、完璧にいま家電にしか向かっていない。そして高機能炊飯器への欲望はかなり濃く深い。

この世にはサブスク炊飯器もあるのだが・・
令和7年。家電のサブスクが溢れかえっている。ウォーターサーバーのお試しをしてよくわかった。家に導入するのを即決できない家電をサブスクで試せる事は非常に良い。多少の約束事あれど、そこをクリアすれば、使い続けるも返却するも自由だ。
最初にトライしたコーヒーマシンのサブスクは、返却する事なんかサラサラ考えていない。壊れるまで使い倒そうと思っているし、自分のものにするスタンスでいる。ウォーターサーバーはまだ取り入れられない。それは設置する場所がないからだ。昭和臭漂う家具をどうにかしなければ、ウォーターサーバーどころかセカンド冷凍庫も置けない。
高機能家電を試した上で招き入れられる感激と、試したからこそ諦める事を選択しなければならない悲しみ。これをきちんと分別できるサブスクというサービスは、ココロにも財布にも負担がなくてよい。
今まで自分の生活圏外にあった「サブスク」が、自分のQOLを上げてくれるんだという事が少しずつわかってきた。
だがしかし・・
先に述べた諸々の事情で、5.5合炊きの高機能炊飯器にはまだ着手できない。MAXでも2合(しかもたまに)しか炊かない我が家に、美味しいお米を炊き上げてくれる炊飯器を月額2,980円のサブスクで迎え入れられるとわかっていても、5.5合という容量が立ちはだかり過ぎている。
素人考えだけれど、あまり大きな容量の釜で少量を炊くのはちょっと違うんじゃないかなーと思っている。
優先順位はセカンド冷凍庫にある悲しさ。昭和臭漂う家具を始末しないと、私的にQOLがさらに上がると思われる高機能炊飯器と向き合うことができない。
なので私は今日も必死に米を炊く
父のデイケア通所の帰宅時間やら、私の疲弊具合と闘いながら、今日も今日とて米を炊く。それは時に万古焼の土鍋であり、フッ素コーティングの剝げかかったフツーの炊飯器で。
セカンド冷凍庫を設置できた暁には、ぜひとも美味しいお米で冷凍宅配おかずを食したい。考えたくはないけれど、もう余生を30年と持たない白米好きの父のため、なんとか家をスッキリさせて色んな家電を招き入れたい。
その「招き入れたい家電」の中に、高機能炊飯器・セカンド冷凍庫・ウォーターサーバーが鎮座している。
たくさんのQOLを爆上げしてくれる家電たちに囲まれて、私はこれからを暮らしたい。何を招き入れるにしても、そのタイミングとしてはここら辺り(50代後半)が限界だろう。頑張って断捨離して、新しい世界を作るなら早いに越したことはない。
そう思いながら、私は今日も米を炊く。
今日の米が単一原料米だったならどんなに幸せか・・どこかの政治家の顔を思い浮かべながら、力を加えず米を洗う。大事に大事に米を洗ってフツーの炊飯器にセットする。

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